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映画 小説 ときどき漫画の感想集

待ちに待った「蜘蛛の巣を払う女」

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ドラゴンタトゥーの女を観て、高いエンタメ性に驚き、フィンチャーの醸し出すクールな陰の雰囲気に酔いしれたのが7年も前だとは。


待ちに待った続編。

ただフィンチャーは関わっているが、キャスト陣も監督も別なので、テイストが変わっていると予期していた。


ハードルは下げたつもりだが主役のサランデルのキャスト変更は痛かった。んーこの女優さん、、、サランデル役になるとおばさん感が否めない、、。

スタイリッシュなルーニーマーラーのサランデルには負けてると正直思った。


あとは、ドラゴンタトゥーの時の全体を覆うスタイリッシュな陰鬱さ。

それはフィンチャー監督作品にはある特有の雰囲気なのだが、

それが足りなかった。

ミステリーというよりかは、アクション映画ようだ。

あとミカエルの魅力は、ほぼ皆無になったのではと思う。


スートーリーは原作は知らないがもっと演出の仕様があったのでは、姉妹が大きなテーマなのだろうが、なんかとってつけたような内容で、話の重厚さが物足りない。


姉の率いる犯罪集団 🆚 サランデル

という単純な構図のアクション映画である。

褒めるところはクライマックスのスナイパーショット連発は気持ちよかった笑


68点!