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映画 小説 ときどき漫画の感想集

奇妙な気分への扉! 「アノマリサ」

 

アノマリサ [Blu-ray]

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うむ!これはこれは物珍しい映画だ!
 
鑑賞して一ヶ月後位の感想になるが、
まだ余韻は残っている。
それほど私にとっては味わい深い映画であった。
 
何が珍しいか
1.人形を動かして一コマずつ撮られたストップモーションアニメであること
 
2.主人公以外の人形の顔が一緒であること
 
3.排尿シーンなど通常カットされる映像が使われていること
 
主にこれらだと思うが全体的に奇妙で、人によっては気味悪さを感じると思う。
 
名声を手に入れたベストセラー作家が、周りの人間が全て同じに感じるなか、講演先のホテルで、元カノと連絡をとる。
しかし、再会は悪い形に終わり気分が落ちているとドアの外から他とは違う声が、、
その女性と恋に落ちるが、、
 
主人公の心の声を聞き取る場面はないので、表情やセリフで感じるようになるが、人によって見解が全然違うこともありえるだろう。

意外なところで日本も関連してくるから癖が悪い笑

奇妙ながら全体を通すと地味な映画。
それでも印象に残る映画である。
変な意味のない映画を見てるみたい。
でもそれはなにかを暗示をするような。

奇妙な気分に浸りたいときは是非。

72点